Rear shock tower

アメリカのショップが発送してから届くまでに15日間もかかりましたが何とか到着したので作業開始!
  
  
リヤのストレッチ自体は上手く?出来たと思うのですが、ストレッチを欲張りすぎてショックの取り付け位置がどうにもこうにもならず苦肉の策で無理矢理取り付けたものの全く良くなかったので思い切ってショックタワーを取り付けました。
  
どちらかと言えば、フレームを切ってえぐって取り付けるこっちのほうが苦肉の策のような気もしますが(笑 、後々コイルオーバー化するのは容易となりますね。
ただその時に、コイルオーバーの取り付け位置の変更や取付角度の自由度はある程度縛られてしまうと思うので、それを考えると極力「その時」が来るまでは実行したくなかったショックタワーです。
まぁ・・・コイルオーバー化する時は来ないと思っていますが。  
  
 ショックタワー自体はアメリカでは今や定番化していて何社からもリリースされていますから選び放題です。
価格も似たり寄ったりですし、デザインも大差無いといって良いと思いますが、今回選んだのはポイズンスパイダー製です。

本当は他社のが欲しかったのですが、画像にも写っているショックや一緒に発注する部品などの事情でこれに。

  
  
念入りに位置や角度を検討したらケガいてザクっと
  
こんなに切り込んだらフレームが簡単に歪んでしまいそうですが、真裏にメンバーがあってフレームの左右を繋いでるしボディマウントも4ケ所あるので意外とこの状態でもシッカリしています。
 
   
 
ディスクグラインダーで整形したらタワーをセット
 

この状態の前に、タワーの裏側の溶接のビードが走る部分以外は錆止めと黒の塗装を済ませておきました(後からはしっかり塗れません)。

  
  
溶接したら錆止め塗装後に黒で塗装です
 
メーカーによって様々ですが、ポイズンスパイダーはタワー横のリブが付属しなかった(自社のデモカーでもリブは付いていません)ので製作しました。やっぱり無いと少し不安なので。
  
  
塗装が乾いたら組み付けです
  
ショックのアクスル側の取り付け位置はアクスルチューブの真上になりました。本当は、もう少しショックを起こしたかったのですが、リヤキャリパーやサイドブレーキのワイヤーなどがあるのでこういうカタチになりました。
これはこれで、ショックを打ち付ける心配はありませんが。

   

ショックの長さは一番伸びてる状態で750mm、ストローク量は12インチです。
純正形状のコイルの場合だとコイルを遊ばせない状態で使用するのは10インチほどなのでバンプ・ストローク側それぞれに約1インチの余裕があることになります。
バンプ側はバンプストッパーで、ストローク側はリミットストラップで制限していますが、今後仕様変更をして「もう少し縮めたい」とか「もう少し伸ばしたい」という時にも簡単に対応出来ますね。
 
この画像をインスタグラムにupしたところ、ビルシュタインがイイネしてくれました(笑