-Under 1.5t TJ-

〜挑戦!車両重量1500kg以下〜

 

試作したFRP製テールゲートを装着してすぐの画像   2006.06.14

 
2006/06/17
突然ですが、どうしても1500kgを切ってみたいんです。
何故?って訊かれても困ってしまうけど、軽いほうがよく走るし、軽い車はキビキビ動いて好きだし、オフでも不利になることは少ないだろうし、それにあと数十kgで1ランク下になるのに重量税があまりにも勿体無い。
オートバイのレースをしていた時から「軽量化」って好きでした。簡単には出来なくて、考えて考えて少しずつ詰めていくタイムとよく似た感覚が好きなのかも知れません。
でも、ただでさえリフトアップや大径幅広なタイヤ・ホイールを装着して重量を増し気味なのに、いくらあと数十kgとは言ってもなかなか難しそうです。それだけに成功するかどうかは別にしても、取り組み甲斐がありそうじゃないですか。
仕様的な目標は、4人乗りはそのまま。エアコン・ヒーターなどの空調もそのまま。日常的に乗り回せる。の3点は絶対条件です。
第一次の期限は、今度の車検の2007年5月です。失敗したら、その次の車検・・・。ボチボチ楽しく続けていけたらな、と思います。
 
ネットオークションで知り合った、同じソフトトップのTJのかたは、外見的にはリフトアップの量やホイールサイズなどよく似た仕様のようなのですが、コーナーウエイトゲージに乗せてみたら1700kgもあったそうです。FRPエンジンフードにリヤシート無しで・・・。これでは1500kg以下まで軽量化するなんて凄く難しそうに感じてしまいました。
でも、実際に自分のTJをコーナーウエイトゲージに載せてみたわけではありませんから、暫くは進めてみようと思っています。
近々、計量出来る機会がありそうなので、とても楽しみです。
 
構造変更?記載事項変更?の時の計量ですが、普通自動車は車両重量だそうです。貨物車や乗用2種などは、乗員や最大積載量を含めた車両総重量だそうです。一応、TJラングラーの車検証では1530kgか1540kgになっていたと思います(98年型ソフトトップ)。
 
2006.06現在の大きな軽量化は・・・FRPエンジンフード(-9.5kg)/自作FRP製ペラペラカウル(-1.5kg)/自作FRP製テールゲート(-7.5kg)/テールゲートのスペアタイヤブラケットが-3.6kg/Bestopの幌ドア(ハーフメタルタイプのドアから-17kg)・・・といった感じです。
また、現在の重量増のパーツは・・・ホイール(ミッキートンプソン クラシックII  8j-15。但し、純正スチールよりは軽いかも)/タイヤ(上の画像ではGoodrich A/T 32*11.5)/自作リヤバンパー(トレーラの牽引に必要。ヒッチメンバー機能がメインのため、車検時には取り外す予定です。約10kgあります)/コイルスプリング(ルビコンエクスプレス製3インチup)・・・といった感じです。
今後、軽量化してみようと計画している部品は・・・フロントフェンダー(スチール製をFRP製に)/フェンダーフレア(ABS樹脂製からFRP製に)/フロントバンパー(車検用のFRP製が欲しいところ)/ハーフメタルドア(これもFRP製にしてみたい)/タイヤ(軽めのものへ交換したい)/マフラー(純正って重いですからねぇ)/スキッドガード(小振りな軽めのものへ作り替えてみたい)/フロントグリル(FRP製にしたら軽いだろうけど、ちょっと怖そう)・・・などなどです。

2006/07/08

TJの体重測定をしてきました。と言っても、大きな重量計に乗るのではなく、レーシングカーなどでセッティングをするのに使用するようなもので、コーナーウエイトゲージというものです。1つの大きさは、30cm角x7〜8cm厚程度の物で、それら4枚のゲージの上に乗り上げてそれぞれの車輪にかかっている重量を計測出来るというデジタル計量器です。重量は、各ゲージから配線された別ユニットにてデジタル表示されますから、どの車輪に何kgかかっているか一目瞭然となります。

ドキドキしながらもゲージに乗り上げました。サイドブレーキを引いて車を降りようとした時に1600kg台(自分の体重込み)の数字が出ていたようにも見えたので「やっぱり無理なのかなぁ・・・」と少しがっかりしつつも表示機器のほうへ行くと、1537kgでした!

現状で1600kg台であれば、1500kg以下までの軽量化なんてかなり無理に感じるところですが、あと40kgです。とは言ったものの、開閉する部分のエンジンフード・両ドア・テールゲートは軽量化済みですから、ここから先はかなり難しくなりそうですが・・・。
下の図が今回の計測結果です。

思っていたよりは、バランスが取れているように思います。エンジンが載る前輪側がもっと重いのかと想像していました。
左右のバラツキも程良い感じではないでしょうか。前輪のL側が重いのは・・・デフかな?エンジンのインマニ・エキマニ分でしょうか?バッテリーかもしれませんね。でもR側にはステアリング関係のものがありますし、セルモーターもR側だったような・・・。エアコンのコンプレッサーもR側でした。後輪の重量差はマスラー関係でしょうか。複雑に、絶妙にバランスが取られているようです。

 


2007/05/28  決戦!?

平成19年5月28日。この日がTJの車検満了日でした。
この日に記載事項変更を兼ねた継続検査の予約をし、受検に行ってきました。
外せる物は全て外し、軽量化出来る物は軽量化し、1500kgを下回れるかどうかの決戦!?に臨みました
外した物は・・・フロアマット全て・車内の不要品全て・自作のヒッチ兼リヤバンパー・スタビライザー前後(後ろは元々外していますが)・自作ロッカーガード・・・辺りです。
純正に戻したり、これまでに軽量化したものは・・・自作フロントバンパーを純正に・バッテリーを半分以下の重量の物に・FRPエンジンフード・Bestop幌ドア(自作FRPドアは間に合わず・・・)・CFRPテールゲード・タイヤ&ホイールを 軽量のものに・リヤシートの骨抜き・運転席をフルバケットシートへ・サイドミラーをジムニーのものへ・テラフレックスのエクストリームショートシャフトSYE(純正よりも随分短いので軽いのではないかと思います)・フロントロアアーム(純正よりも軽いのです)・・・辺りでしょうか。
純正よりも重量増と思われる物は・・・スカイジャッカー製4インチupスプリング+ソーサー前後、それに伴うショックアブソーバー・フロントの調整式トラックバー・リヤトラックバーのダウンブラケット・リヤショックリロケートマウント・1インチのボディリフトと1インチのエンジンup・SYEに伴う長くなったリヤドライブシャフト・Alloy USAの強化リヤアクスルシャフト・・・辺りだと思います。
 
そして結論から書くと・・・ズバリ勝利?です! 勝敗じゃないですけどね(笑)
乗車定員の変更無く、A/Cやヒーター、コンポなどを外さずに重量税を1ランク下に下げることに成功しました(\50400が\37800)。
でも予想を遙かに下回る車重だったんで少し驚きましたが、もしかしたら国土交通省支局の秤が少し甘かったのかもしれません(笑)。
計量され車検証に新しく記載された重量は・・・1420kgで、約10ケ月前の体重測定よりも100kg以上軽くなっていますから、やはり秤が甘かったのかもしれませんし、昨年量った時のコーナーウェイトゲージが辛めだったのかもしれませんが、とにかく文句なしのUnder1.5t達成です。車検証を見ると・・・前輪の軸重が790kg・後輪が630kgでした。
 
それと今回、リフトアップとオーバーフェンダーによる全幅と全高、それと全長の変更も行いました。
全長は純正よりも一気に20cmくらい(スペアタイヤの分でしょうか?検査官も後で測りなおしたほどです)短くなって375cm。全幅は186cm。全高は192cmでした。
 

外された重装備部品 (たぶんこれだけで60kg近くあると思います)

 

車内の不要品とフロアマット (箱込みで約27kgほどありました)

 

車幅灯の処理 (電子部品を使用せずに純正ウィンカーを上下に2部屋に仕切りました)

 

ウィンカー点灯時

 

ヘッドライトを塞いでフォグを前照灯へ

 

車検証です

 

 

 

 

仕様の変更があった場合には追加更新します が・・1500kgを下回ったのでたぶん更新終了です。