-Truss Reinforced Dana30 Axle-

#4

まずはアッパーアーム作りから・・・

アクスル側のアッパーアームブラケット形状を純正と違う形状に変更したため、アッパーアームを作りました。

 

片ピロ片ブッシュのタイプで、ブッシュは純正を使用したため、ブッシュカラーには段差があります。

 

ピロボールは、両ピロ仕様だったリヤのアッパーアームからのお下がりです。

(リヤのアッパーアームも片ピロ片ブッシュへ変更しました)

 

アッパーアームを仮組みしたところです。

画像は、既にアクスルシャフトやハブ類も組み付けが完了していて、あとは換装を残すのみとなった状態です。

 

アッパーアームのすぐ右横に見えている赤色のガムテープはエアーロッカーの配管接続部で、その右に見えている赤色のテープは、アクスルのブリーザーホースの取り出し口です。
 
純正のブッシュを使用した最大の理由は、市販されているアームのブッシュに使用されているようなミミが無いことです。
ミミが無いことで、捻れることでミミを千切ることもありませんし、捻れるのに抵抗も少ないと思われます。
また、入手が比較的簡単で安価なこと、ブッシュのゴムの容量が大きめということ、ミミが無く純正品なので寿命も長いということも理由です。
 
純正のブッシュを使用するタイプのアームは、アメリカのRusty'sから発売されていますし、ビルダー用に純正ブッシュ用のカラーのみも販売されています。
本国での価格は良心的な価格なのですが、本国から取り寄せるとなると送料が割高なため今回は図面を描いて機械加工業者へ発注し製作しました。
 

ガラリと場面が変わって・・・

フロントアクスル換装当日の画像です。換装作業は、一人の作業手で約1日半で出来ました。

生憎の雨でしたが、取りあえず完成したということで嬉しくて試走を兼ねて走り回りました!

 

アクスル側のトラックバーの取り付け位置を変更したので、純正形状のトラックバーは使えなくなりました。

 

真っ直ぐなトラックバーだと、バンプさせた時にデフカバーの出っ張りと干渉するので「への字」に曲げた物を作りました。

 

リバースカットですから、純正と比較するとプロペラシャフトの高さが随分(10cmくらい?)と変わりました。

白い線が純正のプロペラシャフトのラインです。

 
 
 
 
 

#5へは続かずトラス補強の特集?は、ひとまずこれで更新終了です。