-Meter-

 

大森メーター製 油圧計と水温計(共に機械式)  2004.04頃

 
ネットで色んなTJを見かけますが、追加メーターを装着されているかたは少ないようです。
市販車全般に言えることだと思うのですが、純正のメーターは曖昧と言うか鈍感です。TJの水温計で真ん中の100゜より左側だから・・・と安心していると、実は100゜を軽く超えちゃってたりなんていうのは当たり前のようにみなさんのTJの日常で起きています。
特にサーモスタットが純正のかたは要注意で、この純正サーモスタットなんですが、性能が良いのか悪いのか指定の温度になると全閉から一気に全開になっているようです。逆の場合も同じで、指定の温度になると全開から一気に全閉になっているようなんです。
追加したメーターは、純正の水温センサーより少しラジエター側のアッパーホースに温度のセンサー部を装着しているののですが、純正のサーモスタットは84〜5゜cで全閉と全開を常に繰り返していて、水温計の針はそれに応じて上下を頻繁に繰り返しています。(気温が高い季節は、常に全開で95゜〜105゜cを指しています)
85゜cでサーモスタットが全開になるのなら良いのでは?と思われそうですが、針は一気に95゜c辺りまで上昇します。
サーモスタットはシリンダーヘッドの最前部にあるのですが、それが開いた時点でエンジンに戻ってきたばかりの冷却水は、そこからエンジンの発熱を吸収しながら温度を上げてアッパーホースへ戻ってくるので、針が一気に10゜cほど上昇するのだと思います。
負荷がかかった状態などでアクセルを踏み込むと、100゜cはあっという間です。
それと、駐車してエンジンを切った後も冷却水が回らなくなり、シリンダーヘッド部分へ残された水は熱を吸収し続けて110゜c辺りを指していることも日常的です。
4Lへシフトしてオフを楽しまれているかたは負荷は大きくて速度は低めなので、注意されたほうが良いかもしれませんね・・・。
ただ、このままではエンジンの負担やオイルの劣化への影響が大きいでしょうから、自分の98TJではサーモスタットを社外品に変更し解消しました。
ただし、開弁温度は純正と同じでOKです。なぜなら、社外品は設定された開弁温度で全開になるのは同じなのですが、それまでに水温の上昇にしたがって少しずつ開く場合が殆どのようですので。
本国アメリカでは、大容量のラジエターやハイボリュームのウォーターポンプが販売されていて、以前からとても欲しいパーツだったのですが、サーモスタットを交換した後では今のところ必要性を感じなくなりました。
また、前回の車検時は油圧計を外して対応しましたが、センターコンソールの上部へ装着する追加メーターのフードを現在制作中です。(小物置きのトレイが無くなってしまいますが・・・)

 


自作の追加メーターフード完成!

 

FRPで成形した自作の追加メーターフード 埋め込まれているのは右から水温計・油圧計・ETC    2006.06.30撮影

 
出来たてホヤホヤのFRP製の追加メーターフードです。センターベゼル(というらしい)上部のトレイは使えなくなってしまいますが、ピッタリ合う形状にしました。メーターは水温計も油圧計も機械式のため、配管の引き回しに少し苦労しましたが何とか装着出来ました。
ETC上側のスペースがちょっとさみしいですが、今後ウインチを付けることがあれば(というかかなり欲しかったりします)アンメーターを埋め込みたいところです。デフロックを組み込んだらそれのスイッチを埋めても良いかも・・・。

追加メーターとは全然関係ありませんが、カーステのヘッドユニットはSONYのもので、CD-Rに焼いたMP3を再生出来るモデルです。ただでさえ狭い車内にはCDチェンジャーを置きたくなくて、CD-R1枚でアルバムを10枚分ほど収録出来るMP3対応にしました。このモデルが発売されるのを発売前から知ってて、どうしても欲しかったので、発売されるまで暫く待って購入したものです。SONYタイマーの期限は、とっく過ぎていますが今でも快調です。

つづく・・・

仕様の変更があった場合には追加更新します